ルートアドバイザーズ

日本の美しい道をランと自転車で探索➡➡                   

検索の利用方法

検索の利用方法はこちらをタップ・クリックしてください興味のある記事や読者の皆様のコールレベルに合致する記事に素早くアクセスできます。

道路情報の確認

こちらの記事をご参照ください。

ブログの目標・目的について

コースのレベル定義について

当ブログコースレベルの定義は

こちらクリック・タップをしてご確認ください。

Twitter・LINE

フォロー

友だち追加

最近の投稿

(7-192)神坂峠南アルプスを望む天空ランニング④【ラン・41km級・1,219mUP・上級・中津川~神坂~強清水~神坂峠~富士見台高原~広河原~園原~昼神温泉】

管理人の冨岡です。

読者の皆様こんにちは。

今回は、富士見台公園線の車両通行止め区間を

行きます。

南アルプスの絶景を横目に、富士見台の高原道

路を下っていくと一番下の様な二股に出ます。

一般車両はどちらも通行止めです。左は、ヘブ

ンスそのはらスキー場につながる道ですが、右

側は、富士見台高原線の山岳区間で久しく開か

ずのスカイラインになっております。個人的に

この区間の状況を知りたくて来たのがこのルー

ト踏破の理由の一つです。ネット上で調べると

登山者がルートの1部として使用しているとの

情報をつかむことができ、とりあえず通り抜け

は可能ということで探索することにしました。

だだ、ご注意いただきたいのが、このような区

間の通り抜けは自己責任であることは重々ご承

知おき下さい。ちなみに、Googleマップでは

 

※拡大して見てください。

この区間はなかったことにされています。道が

途中で途切れていますが、実際はつながってい

ます。この道は、この山岳区間のみ阿智村の林

道となっており、過去には何度も修復を試みた

ものの、崩落修復の費用がかかりすぎるため、

どうも閉鎖にしたようです。まあ、確かに自然

保護の観点からあんまり交通の便をよくするの

もよろしくないので、このままでよいかと思い

ます。話をもとに戻すと・・・Googleマップを

妄信してはならないということです。

 

まあ、一応バリケードも人が通れるくらいには

開けてあります。自動車は無理でしょう。あと

路面の状況を見てもらえばわかるのですが、オ

ンロード用の自転車(ロードバイク)やバイク

も無理でしょう(パンクのリスクが高い)。ま

たなかなか怖い警告看板が出ていますが、歩き

ならなんとかなります。ただ、自己責任という

のと落石には注意が必要です(音をよく聞いて

ください)。

 

確かに路面は荒れているのですが、軽トラが通

った様なワダチと人の足跡はあります。たぶん

登山道の一部なんでしょうね。しかしながら、

阿智村も道をあきらめたわけではなく、法面(

崖の土留め)については継続して整備をしてい

るようです。ちなみに、一番下の写真に写って

いるのは反対側から見える恵那山です。

 

この道を見てみるとわかるのですが、山岳道路

は地元の建設事務所と建設会社がしっかりと手

を入れているためきれいに保持されてます。人

間の手が少し入らなかっただけで路面はこのよ

うな状況になることを思い知らされました。本

当に、「酷道」とか言って喜んでいる人たちは

山岳道路がどのように管理されているか再度確

認をしたほうがいいですよ。

 

一部舗装が損壊している場所はありますが、道

としてはつながっています。まあ、Googleマッ

プの実走車もさすがにここは走れないので、削

除しちゃったのかな?

 

道はちゃんと残っていました。ありがたいこと

です。

 

足元に気を付けながら引き続き山道を下ってい

きます。ちなみに、見にくいですが2枚目の写真

に先の道筋を見ることができます。

 

高度を稼ぐために道は大きく山を旋回します。

そして一部区間は洗い越しと言われる道路の上

を水が川のように流れていきます。ただ、本当

の洗い越しは路面を傷めないようにコンクリー

ト仕様になっていることが多いので、ここはた

またま水の通り道になっただけでしょうね。

残雪には、先述の通り足跡を複数確認すること

ができました。

 

道は荒れているとはいえここは、恵那山の真裏

に当たる非常にきれいな山岳地帯です。もちろ

ん一部区間は、自然の洗い越しを形成していま

したが、通行にそこまで支障はないです(歩き

やランならば・・・)。

 

確かに、路面が痛んでいるところはあるのです

が法面は健在。また、すすきの後ろには先ほど

下ってきた道を見上げることができます。

山登りとかクロスカントリーをやる人ならばわ

かると思うのですが、人しか通れない道という

のは空気の色が違います。もう少しわかりやす

い表現をするのであれば、空気の匂いが違いま

す。少し青臭いが落ち着く緑の香りともいうべ

きか・・・。とにかく昔の日本人が普通に吸っ

てきた昔の空気の雰囲気が残っています。だか

ら登山等の山登りに夢中になる人の気持ちもこ

こにこれば良く分かります。

 

先ほどの道がはるか彼方に見えます。足元と急

斜面に気を付けながら気持ちよく坂道を下って

いきます。この感覚は非常に気持ちが良くクセ

になりそうです。何が楽しくてそんな山岳地帯

を走りに行くのか?と聞かれたら・・・楽しい

から行く?もうちょっというのであれば自身の

魂が気持ちいいと感じるから行く。ともいえる

心持ちがします。

 

 

ただ、阿智村も先述の通り富士見台に続く道を

諦めたわけではないようで、少しづつ予算を取

り、道の修復を進めています。このコンクリー

トの舗装は山岳道路では強度が高いので定番で

すが、如何せん施工費が高くて大変ではありま

す。ただ、個人的にはここの空気感が気に入っ

ているだけに道路復旧には複雑な思いがありま

す。

 

今回は、ここまでです。次回こそゴールにたど

り着きます。

 

 

コメントは受け付けておりません

お問い合わせはこちら

      ↑上記のアイコンをクリックするとメールソフトが自動で、立ち上がります。メールで、【お問合せ事項】をご記入の上ご送信願います。お気軽にご相談下さい。相談は完全無料です。

カレンダー

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930